テニス中に足首をひねって骨折! 手術適応の骨折を手術せずに治すには?
50代の男性が、テニス中に足首をひねって来院されました。
右足は全く体重をかけることができません。
拝見すると、足首が腫れていて、骨が曲がっているようでした。。。
典型的な足首の骨折(果部骨折といいます)の症状です。
エコーで見てみると、やはり骨折していました。
それも外くるぶしと内くるぶしの両方が折れています。
そしてだいぶズレちゃってます。。。
車椅子にて提携病院にお連れして、レントゲン検査をお願いしました。
このように両方のくるぶしが折れているときは、ほとんどの病院では手術となります。
関節の位置が正しく戻らないと後遺症が残るからなんですね。
裏返して言うと、関節の位置を正しく戻せさえすれば手術を回避できます。
ちゃんと直すためには、手術が悪いわけでは全然ないのですが、
入院も必要ですし、手術の痕が肌に残ってしまうなど、気にされる患者さんも多くいらっしゃいます。
やっぱり、「出来たら手術をせずに治したい」
これが患者さんの本音じゃないでしょうか。
すぐに整復(ズレた骨を元に戻すこと)して、
エコーで骨の位置が戻っていることを確認してからギブスを巻きました。
このように、ズレた状態と戻した状態をすぐに比較できるので、エコーはとても便利です!
整復固定した後もレントゲン検査を依頼し、ちゃんと戻っているか確認です。
ばっちりです!
ここまで来てはじめてホッとします。これなら手術なしでも問題なく治ります。
その後は数週間は固定をしつつリハビリをして、元通りテニスもできるようになりました!
16週後(約4か月後)にもレントゲン検査を依頼して、奇麗に治っていることを確認して治癒となりました。
足首の骨折は、軽度のものから手術になるような重度のものまでありますが、
きちんと治さないと将来的に足の痛みが残ったり関節が変形したりする原因になります。
もし足首をケガして立てない場合は骨折している可能性が高いですので、すぐに専門家に診てもらってくださいね。
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