続(その2) 手首の骨折(橈骨遠位端骨折)、ちゃんと治してもらっていますか? 実はズレたまま固定されているケースが本当に多いんです。。。

サッカー中に転倒して手首を骨折(橈骨遠位端骨折)した12歳の男の子。

ケガをした日に整形外科さんで整復とギプス固定をしてもらったそうです。

「整復位は良好(きれいに治っている)」と説明を受けたことで安心していたのですが。。。

 

その後2週間経ってから、近くの整形外科さんに転院した際に、

「最初よりはズレてしまったけど大丈夫」との説明をうけたことが心配となり、当院に転院していらっしゃいました。

 

経過のレントゲン写真を拝見したところ、残念ながら最初から奇麗に戻ってはいませんでした。

患者さんは、「奇麗に治っている」と説明を受けているんですがね。。。

 

最初の整復前後の写真がこちら。

隣の骨と重なって見えにくいんですが、ちょっと戻し切れていないですね。

 

分かりやすい部分を拡大して線を引いてみると、よくわかりますね。

 

 

そして2週間後の当院初診時がこちら。

当たり前ですが、ズレたままです。

このくらい曲がっていても、成長とともに元に戻る(リモデリングと言います)のですが、

相当な期間は曲がったままですから、できれば最初に戻しておいた方が良いですよね。

 

なにより、骨の軸(向き)が手の甲側に曲がってしまっているので、可動域に問題が起きる可能性もあります。

軸が曲がってる様子はこのように比較すると分かります。

白い実線は曲がった状態の骨の輪郭で、黄色い点線は本来の骨の形(このくらいだろうという私の予測)です。

黒い線は骨の軸(骨の向き)を示していますが、手の甲側に曲がってしまっています。

 

しかしさすがに2週間経っていると、もとの形に戻すのは難しいケースが多いです。

すでに骨がくっついてきているからです。

なんとか整復して、奇麗に戻ったことをエコーで確認して、ギプスを巻きました。

 

このあと8日目でギプスを除去し、無事に骨癒合した時のレントゲン写真がこちらです。

もう、手の甲側に曲がっていませんね!軸が元通りに治っています!

その後リハビリを経て、無事にサッカーに復帰できました。

 

 

手首の骨折(橈骨遠位端骨折:とうこつえんいたんこっせつ)は非常に多い骨折で、

日常的によく見る骨折なのですが、残念ながら整復がうまくいっていないケースが多い現状です。。。

 

少し曲がっていても、成長とともに元に戻る(リモデリングと言います)例も多いのですが、

その間(1年~数年)は曲がったままですから、最初に戻しておいた方が良いですよね。

もし手首の骨折をしてしまった場合は、きちんと整復されているか要注意です。

 

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