肩を脱臼!? ハメて終わりだと、いつかまた外れます。。。リハビリがとっても大事です。
高校生の男の子が、肩を脱臼して来院されました。
バレーボールのスパイクを打とうとして腕を振り上げた時に肩が外れてしまったようです。
ご覧のように肩の形が違いますね。外れた方は骨が外れているので凹んでしまっています。。。
※患者様のご厚意により了承を得て掲載させて頂いております。
すぐに整復(骨を元の位置に戻す)をして、固定しました。
え?脱臼って固定が必要なの?と仰る方がいます。
ハメたら終わりと思っている方も多いのですが、固定はとても大事なんです。
脱臼が起きたときは、骨同士を連結していた靭帯などが切れています。
肩の場合は関節唇というパッキンのようなものが破けています。
ですから、それが修復するまでの間、適切に固定しないと関節が緩くなってしまいます。
そうするとまた脱臼を起こす原因となりますし、今度は軽い力でも外れるようになってしまいます。
ひどい方は寝返りしただけで外れます。このように緩くなってしまったら手術でしか修復できません。
脱臼してしまったら、初期はきちんと固定をして、リハビリで可動域と筋力をしっかり回復する。
このようにして再発を防ぐことが大事です。
実はこの患者様は、この脱臼が最初ではなく何度も脱臼をしているということでしたので、
手術をオススメし、専門病院にご紹介しました。
最初に脱臼した時に、あまり固定やリハビリをしなかったようです。
脱臼は、もとに戻したら終わりだと思って固定やリハビリをしていない場合、外れやすい関節になってしまいます。
もし脱臼してしまった場合は、専門家の指導の下でリハビリを行ってから、スポーツなどに復帰してくださいね。
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