下駄骨折ってなに? よくある足の骨折について
60代の男性が段差で足をひねってしまい、
足の甲の骨を骨折(第5中足骨基部骨折)して来院されました。
ご覧のように足の外側がひどく腫れてしまっています。
エコーで確認すると第5中足骨という骨が骨折していましたので、提携病院でレントゲン検査をしていただきました。
少し隙間があいていたので、すぐに整復(骨を元の位置に戻す)をして、ギプス固定としました。
※患者様のご厚意により了承を得て掲載させて頂いております。
このタイプの骨折は治りが良く、安定性も悪くないので、ギプスを巻いた後は歩いて生活ができます。
おおむね1.5カ月~2か月で治ることが多いです。
この骨折は別名「下駄骨折」と言って、よく見る骨折の一つです。
下駄を履いていて足をひねった時に折れることが多いために、このような名前がついているんですね。
今では下駄を履いている人なんて滅多に見ませんが、骨折の名前だけは残っています。
一昔前に流行った「厚底サンダル」を履いていて足をひねってしまう方が多く、ここの骨折が多発したそうです。
他にも、行軍骨折とか、腕相撲骨折とか色々な名前の付いた骨折がありますが、キリがないのでこの辺で。。。
下駄骨折は非常に多いのですが、中にはこの部分が疲労骨折を起こすことがあり、要注意です。
今回のように捻って折れた場合は治りが良いのですが、疲労骨折の場合はとても治りづらくて、手術になることもあります。
同じ場所の骨折でも、場合によってはややこしい骨折もありますので、もし下駄骨折をしてしまった場合は、専門家に見てもらってくださいね。
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